四十沢木材工芸のブランドページ

四十沢木材工芸について
四十沢(あいざわ)木材工芸は漆器用素地の木地屋として石川県輪島市にて1947年に創業しました。木地屋とはろくろを用いて木材を削りお椀やお盆などの木工品の基礎となる部分を作り上げる職のこと。四十沢木材工芸では国内外の上質な木材を豊富に持ち、さらに金釘を使わず板を組み合わせて作る指物(さしもの)、材を円形に曲げて作る曲物(まげもの)、刳りもの、NC加工まで幅広い加工技術と木の特性を熟知した職人によるモノづくりが評価されています。
木といっしょに日常を過ごせるように、と名付けたKITO(キト)シリーズはブランディングディレクターに大治将典氏を迎えて誕生しました。80年から130年以上という長い歳月を経て成長した木を十分に乾燥させた後、木の特性を最大限に活かしながら作るお盆は日本の伝統的なカタチからヒントを得ていて、薄さや磨きの丁寧さにこだわることで、より洗練した趣のある佇まいに生まれ変わります。
天然木はひとつひとつ木目、年輪、色合いが異なります。ところどころに黒い点や節が見受けられる場合がございますが、それは木が成長してきた年月の証です。木との出会いを楽しみながらお迎えいただき、長くご愛用いただけましたら嬉しいです。
今回プロキッチンでは大・中サイズに限り、木目・色味がお選びいただける個別販売をしています。お気に入りの一枚をお選びください。
四十沢木材工芸は2024年1月1日に発生した石川県能登地方を震源とする能登半島地震によって大きな被害を受けました。安否を心配してご連絡したところ、これまで通り商品を取り扱っていただくことが何よりの励みになります。とのお返事をいただきました。私たちにできることは一人でも多くの方に素晴らしい商品をご紹介しお届けすること。とても作りが丁寧な上に、自然が育んだ美しい木目が魅力的な商品です。暮らしを豊かにしてくれる一枚ですのでぜひお手に取ってみてください。
また、本来商品は専用箱に入れてお届けをすることになっておりますが、箱を製造する輪島市内の紙箱屋さんも被災し、製造の再開までしばらくお時間をいただくことになりそうです。安定的に製造ができるようになるまで、箱なしでお届けすることがございます。ご理解のほどよろしくお願いいたします。