丸直製陶所/まるなおせいとうしょのブランドページ

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丸直製陶所/まるなおせいとうしょについて
美濃焼の産地である岐阜県土岐市にて開窯した丸直製陶所の創業は1900年頃。当時ヨーロッパでは薄い磁器が好まれていた事からヨーロッパに輸出するティーカップなどの製造を手がけ今に至ります。
最大の特徴は”エッグシェル”と呼ばれる磁器の薄さで、光にかざすと模様が透けてみえるほど。エッグシェルの器を手掛ける製陶所は国内でも2か所のみとなっており、製造工程にも高い技術が求められます。主な工程としては水ゴテと呼ばれる成型法を用い、柔らかくした土を型に入れコテと指先の感覚をもとに水で薄く伸ばすように1mmほどに仕上げ、次にトチと言われる型に乗せて伏せ焼きをすることで、歪みのない綺麗な磁器に焼きあげます。
絵付けは素焼きの磁器に柄の印刷された和紙のようなものを水と刷毛で丁寧に貼りつけ、その模様を転写させる銅版転写。和紙を貼りつけて転写しているため模様の出方や色の濃淡に違いがありますが、その風合いが器の魅力をより高めているかのようです。エッグシェル制作、銅版転写技術ともに高い評価を受ける丸直製陶所は家族のみで営んでいます。