
料理道具の専門店「プロキッチン」スタッフのおすすめ
揚げ鍋選びに悩んだらコレ!
唐揚げや天ぷらに欠かせない揚げ鍋。どれも同じだと思っていませんか?
油が飛び散ったり、片付けが大変だったりと揚げ物を作るのが苦手な方も、ちょっと便利な揚げ鍋があると嬉しいですよね。
この記事では、料理道具の専門店「プロキッチン」スタッフおすすめの揚げ鍋や、揚げ鍋を選ぶ際の注意点をお伝えします。
揚げ鍋のおすすめはコレ!【スタッフ厳選3つ】
揚げ鍋のおすすめをスタッフが以下に3つ厳選しました。
実際にスタッフが使った感想も踏まえて以下で詳しく解説しますので、ぜひ、初めての揚げ鍋選びの参考にしてください。

網とセットがとっても便利な揚げ鍋
ラバーゼ 鉄揚げ鍋22cmセット

三木がお餅を干しておかきにしているのを見て、私もやりたくなりました。小さく切ったお餅を外に干すと、乾燥してヒビが割れてきます。それを冷たい油に入れるのですが、便利なのがこの網です。お餅を網に入れて、そのまま揚げ鍋にセット。火をつけて中火にしたら、だんだん膨らんできつね色になります。動かさずに入れておくとくっついてしまうのですが、箸で転がしながら気を付けて揚げれば大丈夫。網ごと引き上げて、塩と青のりをまぶして食べました。無添加でおいしいおやつの出来上がりです!
サイズ(目安) | 本体:φ22.3×H13.9cm(取っ手含む最大幅 29.0cm)板厚:1.6mm 油ハネ防止ネット:φ23.0×H1.7cm(取っ手含む最大幅 36.9cm) 揚げ網:φ23.0×H9.1cm(取っ手含む最大幅 36.7cm) |
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重さ(目安) | 本体:約1390g、油ハネ防止ネット:約180g、揚げ網:約200g |
材質 | 本体:鉄ブルーテンパー(シリコン塗装) ハンドル:鉄(焼付塗装) 揚げ網・油ハネ防止メッシュ:18-8ステンレス鋼 |
サイズ選びの目安 | 2~4人用 |
対応熱源 | ガス、IH200V |

セット内容が優秀なコンパクト揚げ鍋
富士ホーロー 角型天ぷら鍋セット 温度計付き IH対応

こちら、私の大好きな春巻きを綺麗に5本並べて揚げられます。コンパクトですが小さすぎないのも良いところ。また、丸底だと案外デットスペースが生まれるんですよね。そしてそして痒いところへ手が届くセット内容も秀逸!温度計やバットが付くのはとっても便利。お料理初心者やキッチンのコンパクト化をしたい方にもおすすめ。また油の様子がよくわかる白いホーロー製なので気持ちよく使っていただけます。IH対応なのでテーブルで串揚げパーティーもいいですね。
サイズ(目安) | W25.0×D14.5×H9.0cm 取っ手含む最大幅25cm |
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重さ(目安) | 約1080g(トレイ網本体含む) |
材質 | ホーロー用鋼板 |
サイズ選びの目安 | 1~3人用 |
対応熱源 | ガス、IH |

安定感のある小さい片手揚げ鍋
リバーライト 片手天ぷら鍋 20cmIH対応

揚げ物を美味しく仕上げる「二度揚げ」をストレスなくできるお鍋を探して辿り着いたのが、絶大な信頼を寄せるリバーライトの片手天ぷら鍋です。しかし、天ぷらラックの存在がこんなに便利だなんて!二度揚げまでのスタンバイだけでなく油切りにも超便利。別でバットを用意しなくていいからスペースも広々です。二度揚げに加え、板厚2.3mmの優れた保温性のおかげで理想通りカラッとした仕上がりに。ラックを外せば片手鍋としても使えます。リバーライトオフィシャルショップ限定商品です。
サイズ(目安) | φ20cm×W37cm(取っ手含む最大長さ) |
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重さ(目安) | 約904g |
材質 | 本体:冷間圧延磨き鋼版 (板厚=2.3mm) 鍋の表面仕上げ:特殊熱処理(窒化鉄) ハンドル:国産樺材 ラック:18-8ステンレス |
サイズ選びの目安 | 1~3人用 |
対応熱源 | ガス・電気コンロ・IH |
揚げ鍋とは

そもそも、揚げ鍋とはどのような鍋を指すかご存知ですか?まずは、揚げ鍋について基礎知識を身につけましょう。
揚げ鍋と天ぷら鍋の違い
揚げ鍋とは、揚げ物を調理するのに適している鍋を指しますが、明確な定義はありません。
ただし、多くの場合は、以下のような特徴があります。
フライパンや鍋など日常使いの鍋でも揚げ物を作れますが、揚げ物専用に開発された鍋は、揚げ物が作りやすい工夫が施されています。
たとえば、鍋の深さや素材にこだわったものや、揚げたものを油きりする網が付属しているものなどです。温度計やオイルガードが付属したものであれば、必要以上の温度になって油はねがしてしまう心配もありません。
また、よく似た天ぷら鍋と揚げ鍋には明確な違いはなく、呼び方が違うのみで天ぷら鍋を他の揚げ物にも使用できます。大きさや付属品、使いやすさなどを考慮して選びましょう。
揚げ鍋を買うメリット
揚げ鍋を買うメリットは以下の4つです。
油はねはコンロやキッチンを汚してしまい、掃除が大変ですよね。揚げ鍋であれば、鍋の口がすぼまっていたり、油はねガードが付属していたりするため油はねを減らせます。
また揚げ鍋は、油の温度を均一にしやすくするため、鍋の厚さや材質にこだわっています。油が過剰に高温になったり、逆に温度が下がりすぎたりしにくく、揚げ物を美味しく仕上げられるのが魅力です。
鍋の深さが十分にある揚げ鍋ならば、食品全体が油につかるため、余計な油を使わなくて済みます。
油はねガードや、油の温度計や油を捨てる注ぎ口など、揚げ物を作る際に効率が良くなる工夫が施されている鍋が多いのも特徴です。
揚げ鍋のデメリット
揚げ物を効率良く、美味しく調理できる揚げ鍋ですが、油はねガードや温度計など手入れが必要なアイテムが多くなることがあります。
掃除や手入れが大変だと感じる方は、お手入れのしやすいシンプルなパーツのものや、付属品が少ない揚げ鍋を選びましょう。
また、鍋の口がすぼまっていたり、持ち手が金属製だったりと揚げ物に特化して作られた鍋なため、他の料理にはあまり適していません。
揚げ鍋の選び方
揚げ鍋にも、サイズや形状、素材など、さまざまな種類があってどれを選べばいいか悩んでしまいますよね。
揚げ鍋を選ぶポイントは以下の5つです。
1つずつポイントを押さえて、自分にぴったりの揚げ鍋を見つけましょう。
自分に合うサイズで選ぶ
調理する揚げ物の量に適したサイズの揚げ鍋を選択しましょう。揚げ鍋のサイズ目安は以下のとおりです。
1~2人暮らし | 20cmくらいのコンパクトサイズがおすすめ |
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3~4人程度の家族向け | 21~24cm程度だと安心 |
揚げ鍋に入れる油は食材を覆う程度の深さが必要です。鍋のサイズが大きくなればなるほど必要な油の量も増え温める時間がかかります。そのため、小振りの食材を少量揚げるのであれば、揚げ鍋のサイズも小さい方が使いやすくておすすめです。揚げ物の調理に使う油の量も少量で済みます。
大は小を兼ねるので調理できないわけではありませんが、油の量と温める時間が必要になる点を考慮して選びましょう。
鍋の形状で選ぶ
揚げ鍋には丸型と四角型の2つの形状があります。丸型と四角型の特徴は以下の通りです。
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丸型 |
四角型 |
鍋の形状 | 特徴 |
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丸型 | |
四角型 |
エビやアスパラなどの長さのある食材を揚げたい場合や、より少ない油で揚げたい場合は四角の形状が揚げやすいので向いています。
一方で丸型の揚げ鍋は、油はねガードや温度計が付属していたり、油の温度を保ちやすい特長があるので、揚げ物初心者から上級者まで使いやすくおすすめです。
丸型、四角型どちらでも十分な深さがあり、油を適量入れられるものを選びましょう。深さがあれば油はねを軽減し、油の温度変化も緩やかになるので効率良く揚げ物の調理ができます。
鍋の素材で選ぶ
鍋の素材は保温性や手入れのしやすさなどに直結する要素です。素材によっては費用も高価になる場合があるので、選ぶ際は予算を立てて検討しましょう。
揚げ鍋に使われる素材と特徴は以下の通りです。
素材 | 特徴 |
---|---|
ステンレス | 熱伝導率と蓄熱性が適度・手入れが大変・安価 |
鉄 | 熱伝導率と耐久性が高い |
アルミ | 熱伝導率が高い・軽量で耐久性が高い・安価 |
銅 | 熱伝導率と蓄熱性が高い・油が酸化しやすい・プロユース |
ホーロー | 保温性が高い・熱伝導率と耐衝撃性が悪い |
ステンレスやアルミで作られた揚げ鍋は手入れがしやすく比較的安価で入手できるものもあるので、初心者におすすめの素材です。
また、現在使用しているフライパンや鍋と素材感を合わせて選ぶのもおしゃれなキッチンになるのでおすすめですよ。
ガス調理かIHかで選ぶ
自宅のコンロがガスかIHかを確認し、それぞれに対応した揚げ鍋を選択しましょう。ガス調理専用の鍋を選ぶとIHで反応せず、温められないため調理ができません。
IH用の鍋はガス調理用の鍋と比べて高価になる場合がありますが、IH用の鍋はガス調理でも使用可能な場合があるため、引っ越しでコンロがガスに変わっても使用できます。
将来的に家を建てたり引っ越しをしたりしてコンロが変わる可能性がある場合は、IH用の揚げ鍋を選択すると安心です。
オーブンや食洗器などに対応している場合もあるため、マルチに使いたい場合は検討してみてください。
温度計や揚げ網などがセットかで選ぶ
揚げ鍋には調理を効率良くできる付属品がセットになっているものもあります。例えば以下のような付属品です。
温度計や揚げ網、オイルガードなどは、安全に効率良く揚げ物の調理ができるため初心者におすすめです。
【ブランド別】揚げ鍋のおすすめ厳選5つ
プロキッチンスタッフが厳選した、おすすめの揚げ鍋をブランド別に紹介します。それぞれの特徴をしっかりチェックして、あなたにぴったりの揚げ鍋を見つけてください。
ラバーゼ
鉄揚げ鍋 22cmセット
料理研究家・有元葉子さんプロデュースのla baseシリーズ
鉄鍋は錆びてしまうリスクが高く初心者には手入れが難しい商品ですが、la baseシリーズの「鉄揚げ鍋22cmセット」は鉄をシリコンでコーティングしたブルーテンパー材を使用しています。鉄鍋の弱点の錆びやすさを抑えられるため、鉄鍋の良さを実感できる商品です。
油はね防止ネットが付属しており、油はねが怖い方や油はねの掃除が苦手な方にもおすすめです。
また、揚げカゴは揚げ鍋の中に入れられるだけでなく、鉄鍋のハンドルに引っ掛けられるので、揚げたものを簡単に油切りできますよ。
サイズ(目安) 本体:φ22.3×H13.9cm(取っ手含む最大幅 29.0cm)板厚:1.6mm
油ハネ防止ネット:φ23.0×H1.7cm(取っ手含む最大幅 36.9cm)
揚げ網:φ23.0×H9.1cm(取っ手含む最大幅 36.7cm)
重さ(目安) 本体:1390g、油ハネ防止ネット:180g、揚げ網:200g
材質 本体:鉄ブルーテンパー(シリコン塗装)
ハンドル:鉄(焼付塗装)
揚げ網・油ハネ防止メッシュ:18-8ステンレス鋼
対応熱源 ガス、IH200V

富士ホーロー
角型天ぷら鍋セット 温度計付き IH対応
国内屈指のホーロー製造メーカーのグループ会社「富士ホーロー」
角型の揚げ鍋は油の量を減らしつつ長い食材を揚げるのに適しています。片付けの際も角型は戸棚に収まりやすいので収納しやすいのもポイントです。
付属品はバットと揚げ網、温度計。バットは食材に衣をつける際にも活躍し、網を載せれば油切りにも使える優れモノです。
鍋とバット両方ともオーブン調理に対応しているため、揚げ物以外の調理にも活躍しますよ。
サイズ(目安) W25.0×D14.5×H9.0cm
取っ手含む最大幅25cm
重さ(目安) 約1080g(トレイ網本体含む)
材質 ホーロー用鋼板
対応熱源 ガス、IH

リバーライト
極 JAPAN 片手天ぷら鍋 20cm IH対応
「極めてサビにくい」究極のフライパンで有名なリバーライト
扱いやすさで定評のある「極」シリーズの片手天ぷら鍋。フライパンと同様の錆びにくい技術を使っているのでお手入れが簡単です。
天ぷら鍋用に厚さを1.6mmから2.3mmと厚くして熱保有率をアップし、揚げ物がしやすい性能に調整してあります。食材を入れた直後の油温度の低下を抑えられるため、よりカラッとした天ぷらが揚げられます。
鍋の鉄材の表面は「窒化鉄層+酸化鉄層」を形成させているため、通常の鉄の5倍以上の強度を保ち錆びにくい性能を実現しています。
小さめの片手炒め鍋としても使いやすい商品なので、天ぷら以外にも少量のおかず作りなどでも活躍できる鍋ですよ。
サイズ(目安) φ20cm×W37cm(取っ手含む最大長さ)
重さ(目安) 約904g
材質 本体:冷間圧延磨き鋼版 (板厚=2.3mm)
鍋の表面仕上げ:特殊熱処理(窒化鉄)
ハンドル:国産樺材
ラック:18-8ステンレス
対応熱源 ガス・電気コンロ・IH

山田工業所
鉄打出【揚げ鍋】(1.6mm)27cm 空焚き済み
中華鍋や餃子鍋で有名な山田工業所の揚げ鍋
山田工業所の製品はひとつひとつハンマー(機械)で叩いて職人の手で打ち出すハンドメイド商品。職人の目で確認しながら約5,000回叩き上げて完成させます。
丈夫で熱伝導率が良いだけでなく、叩いたことで形成された無数の凹凸で油なじみがよく焦げ付きにくいのが特徴です。
使い込めば使い込むほど油がなじみ、より使いやすくなっていくので、鍋を育てる楽しみも味わえますよ。
変形のおそれがあるのでIHでの使用はおすすめできません。
サイズ(目安) φ27.0cm 底径16.0cm×深さ7.3cm×板厚1.6mm
重さ(目安) 約1050g
材質 鉄
対応熱源 ガス

中尾アルミ製作所
N-39 打出浅鍋(揚鍋)24cm
大手有名ホテルやレストランまで愛用する、日本の鍋製造メーカーの中尾アルミ製作所
業務用で定評のある中尾アルミ製作所のアルミ製打出浅鍋。
アルミ製で、軽量なだけでなく腐食に強いのでお手入れが簡単です。お米のとぎ汁を一緒に煮立てれば食材のくっつきを防げます。
また、アルミによる熱伝導率の高さは、油の温度を変えにくいので食材をカラっと美味しく揚げられます。
高級感があり使いやすい商品ですが、ガスでの使用しかできない点や鍋の持ち手が熱を帯びる点には注意しましょう。
サイズ(目安) φ24.0×H8.5cm
取っ手含む最大幅31.0cm
取っ手含む最大高10.2cm
重さ(目安) 約800g
材質 アルミ
対応熱源 直火

【番外】揚げ物をちょこっとだけしたい方へおすすめ
揚げ物専用の商品ではありませんが、揚げ物をちょこっとだけしたい方へおすすめの商品を番外編として紹介します。

スタッフ絶賛!一度使うと手放せない!
ヴェーエムエフ フュージョンテック ミネラルマルチポット 14cm

ドイツの調理器具ブランドのWFM社のミネラルマルチポットです。 ホーローにガラス、セラミック複合被膜を施した14cmと小振りな鍋ではありますが、ミネラル素材の影響でしっかりと重い1.3kg。優れた保温性と熱伝導性を確保しつつ食洗器にも対応できる頑丈さを両立しています。調理面においては「炊く・煮る・沸かす・揚げる・焼く・炒める・保存」といった用途に使用でき、遠赤外線の効果で料理を美味しく仕上げる効果もあります。 少量の揚げ物にもちょうどよいサイズなので検討してみてくださいね。
サイズ(目安) | φ15.65(外寸)×H16.5(ふたを含む)cm 内寸:φ14cm 深さ:11.4cm 取っ手含む最大幅:22.5cm |
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重さ(目安) | 約1.3kg |
材質 | 本体 : ホーロー用鋼板 取手・つまみ:フェノール樹脂 蓋:強化ガラス 表面加工 本体 : ガラス、セラミック融合被覆 フチ: クロムメッキ鋼 |
対応熱源 | ガスコンロ、電気コンロ、ラジエントヒーター、IH |

ちょっとした揚げ物にピッタリ
野田琺瑯 ホワイトシリーズ 持ち手付ストッカー 丸型 L

野田琺瑯(のだほうろう)はホーローを中心として展開するメーカーです。全工程を手作業で製作しています。そんな野田琺瑯の持ち手つきストッカーです。 ホーローは鉄にガラス材をコーティングした素材なため、酸や塩分などの臭い移りがほとんどありません。 また、高い耐久性でオーブン調理や直火調理に対応しており、冷蔵庫で保管していた食品をそのまま温められます。 揚げ鍋としては、高い耐久性や熱伝導率、保温性が効果的に働きカラっと調理できます。また、深さや大きさなどのサイズ感もちょうど良い点がおすすめポイントです。
サイズ(目安) | W20.0×D15.8×H10.5cm |
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重さ(目安) | 約470g |
材質 | 本本体/琺瑯 蓋/EVA樹脂製(耐熱温度:70度) |
対応熱源 | 直火 、オーブン(琺瑯本体のみ) |
揚げ鍋選びの注意点【絶対NG!】

土鍋を揚げ鍋として使うのは避けましょう。
油がしみ土鍋は込みやすく、引火の危険があるためです。
土鍋は土でできて鍋は込みおり、表面に無数の小さな穴が開いています。この穴に油がしみ込むと、調理中に火がつく可能性があります。そのため、揚げ鍋として土鍋は販売されていません。
安全性を考慮して、土鍋は揚げ物調理には使用しないようご注意ください。
Q&A 揚げ鍋のよくある疑問にスタッフがお答えします

みなさん、今日は揚げ鍋についてよくある疑問に答えていきましょう。
Q1.揚げ物に最適な鍋は?

それでは最初の疑問から。揚げ物って普通の鍋でもできると思うのですが、適している鍋ってどんなものがあるのでしょうか?

揚げ物に適している鍋はサイズ、材質、厚さが重要! まず、揚げたいものを油の中に入れられるサイズがないと揚げられないから、サイズ選びを間違えないように注意。

材質と厚さが重要なのは何でかな?

材質と厚さは、熱伝導率や保温性に関係するの。
食材を入れた直後は油の温度が下がりやすくなってしまうんだけど、熱伝導率と保温性が高い材質と厚さの鍋を選べば、適温を保ちながら、カラっと美味しく調理できますよ。
Q2.揚げ鍋を使うメリットは?

普通の鍋でも揚げ物ができるのに、わざわざ揚げ鍋を使うメリットってあるのでしょうか?

確かに普通の鍋でもできるけど、揚げ鍋を使えば、効率良く美味しい揚げ物が調理できますよ。揚げ物調理が苦手な人は、専用の揚げ鍋を使うことで苦手意識が克服できるかもしれません!

揚げ鍋には専用の付属品が充実しているものもあるの。
油はねガードや温度計、揚げ網など揚げ物を調理するのに便利な付属品がセットで販売されているから、掃除や温度管理などが簡単になりますよ。ひとつずつ揃えるのも大変だしね。

あと、揚げ鍋だと鍋底が付きづらいから、上はカラッとしてるのに下はべちゃっ…ということがなく、全体がカラッと揚がるのも嬉しいポイントです!
Q3.ステンレス鍋で揚げ物しても大丈夫ですか?

ステンレス鍋で揚げ物ってしてもいいのでしょうか?

もちろんOKです。
ステンレスは熱伝導率と耐久性が高いから、ステンレスを材質にした揚げ物鍋もあるくらいだから揚げ物に使っても大丈夫です。
ただし、製品によっては揚げ物ができないものもあるから、揚げ物専用のステンレス鍋がおすすめ。
Q4.片手鍋で揚げ物をしてもいいですか

片手鍋で揚げ物をしてもいいのでしょうか?

うんうん、そちらもOKですよ。
片手鍋で揚げ物をしても問題はありません。
ただ、片手鍋はサイズが小さかったり保温性が悪かったり、持ち手にぶつかってヒヤッとする場合もあるから、専用の揚げ鍋の方が効率的に調理できますよ。
Q5.揚げ物をしてはいけない鍋は?

では、揚げ物をしてはいけない鍋ってあるの?

土鍋での揚げ物調理はNGです。揚げ鍋選びの注意点でも説明しているように、土鍋の表面の穴にしみ込んだ油が発火するおそれがあります。
また、一部のステンレス鍋も揚げ物NG。必ず調理器具の説明書を確認してくださいね。
Q6.揚げ物にはどんな鍋を使いますか?

揚げ物にはどんな鍋を使ったらよいのでしょうか?

一般的に揚げ物用として販売されているものならOKです。
保温性や熱伝導率が高いものを選べば、よりカラっと美味しく調理できます。

とは言え、揚げ物専用の鍋を買わなくても、油で揚げる調理ができるものであればどんなものでも揚げ物は調理できますよ。
Q7.揚げ物はフライパンと鍋のどちらで揚げるのが良いですか?

最後はこちら!揚げ物はフライパンと鍋のどちらで揚げるのが良いですか?

揚げ物をしたいのであれば鍋がおすすめです。
理由は簡単。揚げたい食品が浸かりきる深さの油が入らないと揚げられないからです。

さっき、どんなものでも揚げ物ができると言ったけど、浅いフライパンは油が高温になりすぎて油はねのリスクが高くなっちゃうんです。コンロ周りも汚れます…。
少量の油で揚げ焼きにしたい場合はフライパンを使うなど、使い分けるといいかも。

みなさん、ありがとうございました!これで揚げ鍋の疑問が解けました。
揚げ鍋は迷ったら
「鉄鍋・20~22cmの付属セット付き」がおすすめ!

どの揚げ鍋にするか悩んだ時には、ラバーゼの鉄揚げ鍋22cmセットがおすすめです。油はね防止のオイルスクリーンがついているため、揚げ物初心者の方でも安心!鍋底に向かって絞った形状が特徴で、使用する油も少なくて済みますよ!
他にもプロキッチンスタッフがおすすめする商品は以下の通りです。ぜひ参考にしてみてくださいね!
ラバーゼ 鉄揚げ鍋22cmセット
富士ホーロー 角型天ぷら鍋セット温度計付きIH対応
リバーライト 片手天ぷら鍋 20cmIH対応
揚げ物をちょこっとだけしたい場合には以下の商品もおすすめ!
ヴェーエムエフ フュージョンテック ミネラルマルチポット 14cm
野田琺瑯 ホワイトシリーズ 持ち手付ストッカー 丸型 L

また、「自分に合った揚げ鍋を一緒に探してほしい」という方は、「オンライン来店」という無料サービスがおすすめです。プロキッチンのスタッフがお悩みやご相談に直接リアルタイムでお答えしますので、ぜひご利用ください。